2007年12月28日金曜日

札幌・北区で連続放火か 物置など1時間で4件

二十六日夜、札幌市北区屯田の住宅街で、約一時間の間に四件の火災が発生し、物置やごみ置き場などを焼いた。けが人はなかった。いずれも火の気がない場所のため、札幌北署などは放火の疑いで調べている。
 札幌北署や札幌市消防局によると、二十六日午後六時四十五分ごろ、札幌市北区屯田四の七の住宅敷地内のごみ置き場にあったごみなどを焼いた。七時十分ごろ、同四の八の公園のベンチなどを焼き、七時十五分ごろにも、同六の五の共同住宅の物置内部を焼いた。また、七時四十五分ごろ、同五の六、札幌市屯田地区センターのごみ置き場内のごみを焼いた。いずれも通行人や市消防局が消し止めた。
 札幌北署によると四件の火災は住宅街の半径約三百メートルの範囲で起きた。

(北海道新聞より引用)

2007年12月22日土曜日

道立高に医学部進学指定校 地域医療担い手育成へ 09年度にも

道と道教委は二十日、道内で地域医療に携わる人材を育てるため、六校程度の道立高校を指定し、高校生の医学部受験を支援する方針を固めた。名付けて「地域医療を支える人づくりプロジェクト」。北海道育ちの医学部生を増やすことで、長期的に道内の医師不足を防ぐのが狙いで、二○○九年度にも各校に特別コースを設ける。指定校では、理数系の教員を増員して受験指導を強化、道内医大の協力を得て現役医大生による夏季講習なども行いたい考えだ。
 同プロジェクトによると、道央(石狩、後志、胆振、日高、空知)、道南(渡島、桧山)、道北(上川、宗谷、留萌)、釧路・根室、十勝、オホーツク(網走)の六つの圏域ごとに「医進類型指定校」を選定。普通科や理数科などに所属する二、三年生の医学部受験希望者を集めた特別コースを設置することなどを検討している。
 教員を増やして受験に必要な理数系の授業を多く選択できるようにするほか、夏休みなどに医学部生を招き直接、受験指導してもらう。生徒のやる気を引き出すため、病院施設見学などの場も設ける方針だ。また、「メディカル・キャンプ」と称する宿泊型の医学生体験も実施する。
 一方、近くに指定校がない地域の医学部受験希望者に対するフォローも検討。指定校と連携し、医学部見学やキャンプなどに参加できるように配慮する。
 本年度、道内医大に在籍している医学部生のうち、道内出身者の割合は札医大が73%のほか、北大が53%、旭医大が34%と低迷。
 地域別では、札幌を含む石狩管内出身者が三分の二を占め、医師不足で悩む地域からの医学部進学者はわずかだ。
 道教委は、高校生の進学状況にも医師不足の原因があると判断し、今回の構想をまとめた。
 道と道教委は今後、道内医大と調整を行った上で、来年一月にも具体的な内容を決定、新年度の重点事業に位置づけ、できるものから着手したい考えだ。

(北海道新聞より引用)

2007年12月16日日曜日

アイン、臨時株主総会を来月22日開催

調剤薬局国内最大手のアインファーマシーズ(札幌)は十三日、首都圏地盤のドラッグストア、CFSコーポレーション(静岡県三島市)との経営統合に関連し、来年一月二十二日に臨時株主総会を開催すると発表した。
 臨時株主総会では、完全親会社となる新会社CFSアインホールディングス設立の承認を求め、承認を条件に決算期を四月三十日から三月三十一日に変更する。
 併せて発表した二○○七年十月中間連結決算は売上高が前年同期比24・3%増の四百八十八億三千百万円、経常利益が同75・8%増の十五億六千三百万円、純利益が二・一倍の七億三千七百万円で中間決算では二年ぶりの増収増益。新潟のダイチク、埼玉のあさひ調剤の買収効果が寄与した。
 通期業績は売上高九百六十九億五千万円、経常利益三十五億千万円、純利益十二億三千万円を見込んでいる。

(北海道新聞より引用)