2007年7月28日土曜日

札幌特産カボチャ「大浜みやこ」初競り 最高値は4万5000円

 札幌特産のカボチャ「大浜みやこ」の初競りが二十五日朝、札幌市中央区の市中央卸売市場で行われた。初日は十キロ入りの百箱が入荷し、特に形が整った二箱には、四万五千円の最高値が付いた。
 豊かな甘みとホクホクした食感が特長の大浜みやこは、手稲区手稲山口や隣接する石狩市の農家十一戸が栽培。
近年は初日のご祝儀相場が高騰し、昨年は一箱七万円まで上昇したが、今年は一段落した形となった。
 もっとも、残りの箱も三千円台から六千円と、他の産地の数倍の高値だった。
 札幌市農協果実部会長で生産者の名島敏美さん(52)は「今年は大きめで、味にも自信がある。まあまあの値段が付いた」と安心した様子だった。
 大浜みやこは、主に札幌市内に出荷され、収穫は九月二十日ごろまで続く。

(北海道新聞より引用)

2007年7月20日金曜日

中央バス 芦別市内の路線廃止 来年3月営業所も 赤字深刻化で

北海道中央バス(小樽)が、来年三月末で芦別市の芦別営業所と同市内全三路線の廃止を決めたことが十八日分かった。同社が、地方都市の市内路線を一度に撤退するのは初のケース。道内の地方路線バスは同社など五社が今年四月に運賃を値上げするなど赤字が深刻化しており、撤退の動きが他の地域に広がる可能性もある。
 廃止対象は上芦別線、頼城線、芦別温泉線の三路線。九月末までに北海道運輸局に届け出る。滝芦線(滝川-芦別)、芦旭線(芦別-旭川)、高速ふらの号(札幌-芦別-富良野)など、芦別と市外を結ぶ路線は存続する。芦別営業所に勤務する従業員三十五人は札幌などに配置転換する方針。
 中央バスによると、三路線の乗客数は、最盛期の一九六五年ごろには年間約四百三十三万人に達したが、炭鉱閉山などによる人口減で二○○六年度は約二十一万人にまで減少。十年ほど前から年間千数百万円の赤字が続いているという。
 芦別市は赤字額の約三分の一を同社に補てんしており、中央バスからの廃止申し入れにも同意しない姿勢を示しているが、路線バス廃止は六カ月前までの届け出で行える。中央バスは「人口減などで将来的にも利益が見込めない路線であり、これ以上の赤字負担は限界」と理由を説明、「地元からターミナル施設利用の申し出などがあれば対応したい」と話している。
(北海道新聞より引用)

2007年7月17日火曜日

オール苫小牧がV クラブ野球道予選

社会人野球の第32回全日本クラブ選手権道予選は16日、岩見沢市営球場で準決勝と決勝を行い、決勝はオール苫小牧が2-0で北海道マーリンズを破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。
 オール苫小牧は先発別府が好投。北海道マーリンズを散発5安打に抑え完封した。打線は一回、先頭の菊谷の二塁打と犠打で一死三塁とし、鈴木の犠飛で1点先制。五回には菊谷の適時打で加点した。
 最高殊勲選手にはオール苫小牧の別府信介投手、敢闘賞には北海道マーリンズの岩田聖司投手が選ばれた。首位打者賞は北海道マーリンズの石川廉内野手が打率5割2分9厘(17打数9安打)で獲得した。オール苫小牧は9月7日からグッドウィルドーム(埼玉)で行われる全国大会に出場。また、北海道マーリンズと3位の小樽協会、札幌ホーネッツ、5位(2回戦の敗者で最少失点のチーム)の幸清会の4チームは、8月11日から千歳市民球場と札幌円山球場で開催される東日本クラブカップに出場する。
(北海道新聞より引用)

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