2008年1月31日木曜日

長かった真冬日 帯広25日、札幌19日間連続

道内は二十八日、寒気の流入が弱まった影響で、道内百七十四カ所のアメダス地点のうち道南や道央、道東地方などの六十四カ所で気温がプラスを記録。連続真冬日が続いていた道内の寒さは一段落した。
 日本気象協会北海道支社によると、二十八日の日中の最高気温は十勝管内広尾町で二・七度、苫小牧で二・三度、札幌一・七度などとなった。
 札幌管区気象台によると、真冬日は十勝管内陸別町や池田町、芽室町で昨年十二月三十一日から二十七日までの二十八日間続いた。帯広も一月三日から二十五日間、札幌、小樽は同九日から十九日間連続した。一九六一年の統計開始以来、帯広が二十二年ぶり、札幌と芽室は二十年ぶりに長い連続真冬日で、札幌は史上七番目の記録だった。
 札幌管区気象台によると、この暖かさは三十日ころまでで、その後は再び寒気が入り冷え込む見込みだという。

(北海道新聞より引用)

2008年1月25日金曜日

全道きょう強風雪予報

道内は二十四日、日本海側にある低気圧が急速に発達しながら津軽海峡付近を通過する影響で、朝から全道的に風雪が強まる大荒れの天候となる見込み。札幌管区気象台は、猛吹雪による交通障害、暴風や高波などへの警戒を呼びかけている。
 同気象台によると、降り始めから二十四日午後六時までの道内の降雪量は、太平洋側で五○センチ、日本海側・オホーツク海側で三○センチ程度が見込まれるという。最大風速も全道的に二○メートルを超えるほか、波の高さも同じく四-六メートルとなり、大しけが予想される。

(北海道新聞より引用)

2008年1月19日土曜日

人道支援21日から 2カ月遅れ北方領土へ

北方領土の元島民団体、千島歯舞諸島居住者連盟(札幌、小泉敏夫理事長)は十七日、北方四島に医療関係物資を無償供与する本年度の人道支援事業について、二十一日から四日間で実施すると発表した。外務省が千島連盟に委託し、二○○三年度から実施。本年度分は当初、昨年十一月下旬に運搬を予定していたが、ロシア側の手続きが進まず、二カ月遅れた。
 支援物資は手術台や注射器、除細動器など二・六トン分で、総額は前年度並みの約千三百九十万円。千島連盟の萬屋努副理事長、外務省ロシア支援室の川端一郎室長ら八人が二十一日に、チャーター船で根室市の花咲港を出発し、国後島古釜布、択捉島紗那、色丹島穴澗の三カ所に物資を届ける。花咲港には二十四日午後に帰港する。

(北海道新聞より引用)

2008年1月16日水曜日

中田「恋人います」 鎌ケ谷ファン交流会で熱愛宣言

怪物ルーキーが堂々の熱愛宣言! 日本ハムの新入団選手8人が13日、千葉県鎌ケ谷市のファーム施設で開かれたファンとの交流イベントに参加。高校生ドラフト1巡目の中田翔(18)=大阪桐蔭高=は質問コーナーで、会場に集まった500人のファンに恋人の存在を明かした。グラウンドを離れても大物ぶりを発揮する新人スラッガーは、彼女を心の支えにプロの荒波を乗り切る。  合同自主トレ終了後、真新しいユニホームに着替え、鎌ケ谷市などの主催で開かれた新入団選手歓迎式典とファン交流会に出席した中田。サインボールのプレゼントや、じゃんけん大会でファンと盛り上がる中、質問コーナーが始まると、大胆発言を連発した。  「北海道で行きたい場所はどこですか?」の問いに「ススキノにちょっと行ってみたい」と語り、会場の爆笑を誘った。自然あふれる北海道の数ある景勝地や名所を挙げず、あえてオトナの繁華街を選択。司会者に「(本当は)札幌ドームですよね」とフォローさせるのも大物の風格だ。  そして極め付きは定番の「彼女はいるんですか?」。最初にマイクが回った宮西尚生(22)が「ご想像にお任せします」とぼかしたが、津田大樹(18)が「います」とキッパリ言うと、後続の各選手はイエスかノーかの2択で回答。順番が回ってきた中田は「募集中、と言いたいところですけど、います」と発言。驚きの声がわき上がった。  鎌ケ谷でも毎日、大勢のファンにサインや握手を求められ、黄色い声援を浴びることも多かった中田。千葉県内から訪れた20代の女性会社員は「(彼女が)いたとしても、この場で言うとは思わなかった」と、びっくり。東京都在住の40代主婦は「正直に言うところが中田君らしい。もっと好きになりました」と感心した。  交流会が終わって寮に戻った中田は「言わなかった方が良かったですかね」と苦笑い。「でも本当のことなので、正直に言いました」。彼女は年下で、1年4カ月の付き合いなるという。球団幹部の1人は「芸能界ではないんだから、ああいうのはちょっと…」と、プロ生活に慣れない新人たちを気遣い、プライベートに触れたやりとりに困惑していたが、素直に対応した“男前”。中田はさらに、その魅力をファンの間に広げたようだ。

(北海道新聞より引用)

2008年1月11日金曜日

市電沿線再発見しよう 札幌でフォトラリー 10施設対象、抽選で景品も

札幌の路面電車(市電)沿線の連合町内会や商店街振興組合などでつくる「市電の会」(吉中新太郎会長)は、あらかじめ指定した建築物などを撮影して回る「市電沿線歴史再発見フォトラリー」を実施している。
 市民や観光客に、市電沿線の歴史や魅力を再発見してもらおうと、同会が初めて企画した。
 沿線の近くにある市資料館(中央区大通西一三)や、札幌南高の「六華(りっか)の門」(同南一八西六)といった歴史的な建築物など十施設を、ラリーポイントとして指定。参加者は市電に乗ってポイントを巡り、写真を撮影する。
 撮影した写真と乗車券などを、同会事務局の中央区役所地域振興課に送付するか、持参する。抽選で、「ぶらり賞」(三施設以上撮影)として二十五人に道産小麦100%のラーメンの詰め合わせ「おまち道産ラーメン」(二千円相当)、「まちあるき賞」(全十施設撮影)として十五人に二千円分のクオカードをプレゼントする。
 同会は「子どもたちは冬休みの自由研究のテーマ、大人には観光名所巡りとして、気軽に参加してほしい」と話している。実施期間は二月二十九日まで。
 撮影場所などを説明した冊子は、市交通案内センター(地下鉄大通駅)や中央区役所、市電の車両内などで配布している。問い合わせは同区役所地域振興課(電)011・231・2400内線219、253へ。

(北海道新聞より引用)

2008年1月2日水曜日

文芸オホーツク賞、5年連続大賞なし 佳作は佐呂間・林さん

市文化連盟の文芸誌「文芸オホーツク」第十六号の掲載作品を対象にした「第十三回文芸オホーツク賞」の選考結果が二十七日、発表された。大賞は五年連続で該当者がなく、佳作、奨励賞、敢闘賞に一人ずつ選ばれた。
 佳作は佐呂間町の主婦林ゆり子さん(57)の短歌「体内時計」、奨励賞は紋別市の歯科医斎藤望さん(49)のエッセー「哀車(あいしゃ)」、今年も特別に設けられた敢闘賞は紋別市の無職五十嵐正彦さん(84)の体験記「夜の雨 他一編」。
 三人とも受賞は初めて。林さんの作品は「昨年、佐呂間を襲った竜巻災害の惨状への無念さが伝わり秀逸」(小川昭一郎選考委員長)、斎藤さんの作品は「意中の人との恋愛、破局など人生のドラマを自分の愛車の歴史に組み合わせて巧みに表現している」(桑原章選考委員)と評価された。五十嵐さんの作品は「戦争の愚を語り継ぐ姿勢に敬意を表したい」(住吉栄樹選考委員)という。
 大賞が見送られたことについて小川委員長は「(賞にふさわしい)インパクトのある作品がなかった」と説明した。
 文芸オホーツクは年一回の刊行で、第十六号にはエッセーや短歌、詩など札幌や東京在住者を含む遠紋関係者三十五人の作品が収録されている。

(北海道新聞より引用)